2012/03/11

あれから一年

今日で東日本大震災から、一年。

いろんな想いがかけめぐる中

ちょうど一年前の今日の自分を思い出してました。


地震がおこった時間は、セラピー中で

1時間後ぐらいに、周りの人たちが騒然としているなか

ただ大きな地震があったらしい・・・っとだけ知りました。


そんな中、一番に頭に浮かんできたのは、大切な人が

その時ちょうど仕事で東北をまわっている時期で

たしか今日仙台に行く予定だったような・・・

カラダから血の気が引いていくというのをはじめて感じた瞬間。

いまだに思い出すと胸が締め付けられる恐怖感。


携帯電話を見ると、地震直後に『無事』の2文字のメールが・・・

津波が来る前の時間でした。

その2文字に逆に恐怖感をあおられ、震えも止まらず

涙も溢れ、ただただ無事を祈ることしかできませんでした。


夜になり、関東にいるお友達はみんな連絡が取れても

ひとり、どこでどうしているのか分からない。

とても怖かったです・・・

幸い、その人は無事でしたが、今でもテレビや会話で

震災のことにふれると、その恐怖感だけがよみがえってきて

胸が苦しくなり、一瞬ででカラダの体温が1・2度下がる感覚に襲われます。


福岡にいる私でも、そして幸い大切な人たちの顔を再びみることができた私でも

こんななのにっと思うと、被災された方々の想いははかり知れず

自ら話題にすることも避けてきました・・・っというかできませんでした。


東北でのアロマテラピーのボランティアへ申し込みをした直後

クリニックでも関東~東北から急きょ里帰り出産で

帰省するママが日に日に増えていきました。

自分自身がするべきことを考えた時

目の前にいる人たちへセラピーをしなければっと

ボランティアへは結果行かず


地震が起こった時の恐怖感と大切な人たちを失った悲しみ

今後の未来への不安をお腹の中のベビーも感じてるはずっと

心配するママたちへ、いつもとは違うセラピーをする日々が続きました。


今でもそれは続いています。

もちろん産まれてきたベビーへのセラピーもです。

お腹の中で感じた恐怖感がトラウマとなって残らないように。。。


ベビーへのトラウマ克服を目指すのはもちろんだけど,そうすることで

一緒に震災を体験したベビーが少しずつ成長していくなか

たくさんの笑顔を見せてくれることが、ママへの一番のセラピーになると思うから



自分にできることは微力かもしれないけど、

これからもママとパパ、そしてベビーへの

セラピーを大切にしていかなければと思います。



mii

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